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【トウジュさん(c14333)と参加】
川を歩いて、桜の綺麗なところまで。
出発前から綺麗だな、とぼーっと景色を眺めているうちに、トウジュさんは準備万端。
私も急がないと、と思えば、手が差し伸べられて。
…感謝の気持ちは口には出さず、その手を取ることでお返事に。
大丈夫、靴はちゃんとお持ちしますよ。
川渡りの腕の中、抱きかかえられることにはまだ不慣れですが、暖かい。
…見上げれば、夜空に桜と、真っ直ぐ前を見る大切な人の姿。
気づけば蝋燭の道を少し外れ、鏡桜の水面にふたり。
…また来年、それから先も、またこの花を愛でましょう。
そのためにも、今はそれぞれの道を歩む。
だから、今宵…誰よりも優しいあなたに、有り難うを。
(297文字)
川を歩いて、桜の綺麗なところまで。
出発前から綺麗だな、とぼーっと景色を眺めているうちに、トウジュさんは準備万端。
私も急がないと、と思えば、手が差し伸べられて。
…感謝の気持ちは口には出さず、その手を取ることでお返事に。
大丈夫、靴はちゃんとお持ちしますよ。
川渡りの腕の中、抱きかかえられることにはまだ不慣れですが、暖かい。
…見上げれば、夜空に桜と、真っ直ぐ前を見る大切な人の姿。
気づけば蝋燭の道を少し外れ、鏡桜の水面にふたり。
…また来年、それから先も、またこの花を愛でましょう。
そのためにも、今はそれぞれの道を歩む。
だから、今宵…誰よりも優しいあなたに、有り難うを。
(297文字)
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